神式の通夜祭と遷霊祭
- 遺族・親族は、開式10分~15分前には着席して待ちます。
- 斎主・斎員が入場、着席して開式します。
- 斎主の拝礼。
- 祭詞奏上。(斎主が、祭詞を奏上します。一同は頭を下げて拝聴します。)
- 詠歌(るいか)奏上。(楽員が、詠歌を奏上します。)
- 玉串奉奠(たまぐしほうてん)。(斎主が、最初に玉串を捧げ、続いて副斎主・喪主・遺族・親族の順に玉串を奉奠します。この時、二礼・二拍手・一礼をしのび手でおこないます。)
- 斎主拝礼。(斎主が拝礼し、全員が斎主に従って拝礼します。)
- 斎主・斎員退出。
遷霊祭(御霊移し)は、故人の御霊を霊璽に移す儀式で明かりを消した中でおこなわれます。本来は、別の祭儀ですが通夜祭・葬場祭の中でおこなわれる場合が多いです。古神道神理教の通夜祭
- 遺族・親族は、開式10分~15分前には着席して待ちます。
- 斎主・斎員が入場し、開式します。
- 修祓。(清祓・大祓などの祓行事がおこなわれます。)
- 降神の儀。(この間、消灯されます。)
- 通夜祭祝詞奏上。
- 祈念詞奏上。
- 斎主挨拶。
- 玉串拝礼。(喪主のみ祭壇前まで進み玉串を奉奠します。他の方は、斎員の後方にある奉奠台にて拝礼します。この時、二礼・四拍手・一礼をしのび手でおこないます。)
- 参列者玉串拝礼。(この時、喪主と遺族の代表は奉奠台の脇にて立礼をします。)
- 斎主にならい拝礼(両段再拝)。
- 閉式。
- 斎主・斎員退下。
カトリックの通夜のつどい
カトリックの場合は、通夜のつどいのほとんどが斎場か自宅でおこなわれ、葬儀ミサは必ず教会でおこなわれます。カトリックでは、故人に応じた式次第がその都度作成されますので、ここでは一例をご紹介します。
- 遺族・親族は、開式10分~15分前には着席して待ちます。
- 奏楽(オルガン演奏)か賛美歌(聖歌)斉唱で開式します。
- 司祭(神父)により聖書朗読がされます。
- 祈り。
- 賛美歌斉唱。
- 説教。
- 祈り。
- 献香。(司祭が、棺に聖水を掛ける「撤水」をおこないながら棺と祭壇の周囲を回って香を振りかけます。)
- 焼香。(会場が、自宅や斎場の場合に献花ではなく焼香をおこなうことが多いです。)
- 祈り。
- 遺族代表挨拶。
プロテスタントの前夜祭
プロテスタントの場合は、前夜祭のほとんどが教会でおこなわれ、葬儀式は必ず教会でおこなわれます。プロテスタントでは、故人に応じた式次第がその都度作成されますので、ここでは一例をご紹介します。
- 遺族・親族は、開式10分~15分前には着席して待ちます。
- 開式の辞。(牧師が開式を告げます。)
- 賛美歌斉唱。(参列者全員で賛美歌を歌います。)
- 聖書の朗読。(牧師が聖書の朗読をおこないます。)
- 祈祷。
- 感話。(牧師が故人を偲び、故人の生きざまや思い出話を語ります。)
- 賛美歌斉唱。
- 献花。(喪主・遺族・親族の順に献花をおこないます。参列者献花の際には、喪主と遺族の代表が献花台の脇にて立礼をします。)
- 閉式の辞。(牧師が閉式を告げます。)
友人葬の通夜
- 遺族・親族は、開式10分~15分前には着席して待ちます。
- 導師(儀典長)の入場で通夜が始まります。
- 導師により勤行がおこなわれます。
- 導師が焼香します。
- 喪主焼香に続いて遺族・親族が焼香します。
- 弔問客が焼香します。(この時、喪主・遺族代表は焼香台の脇にて立礼をします。)
- 創価学会より名誉称号や功労者名簿などが紹介される場合があります。
- 儀典長の挨拶があります。
- 遺族代表が挨拶をします。
- お題目三唱をします。
- 導師(儀典長)退場で通夜が終了します。。