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保険のプロのおはなし <がんについて ~知識編~> 中村一直

がん特効薬3600万!?

 

出典:毎日新聞2016年4月5日

国内外で抗がん剤の価格が急激に高額化している実態が、米国や日本の医師の分析で明らかになりました。

日本では2000年代以降、がん細胞を狙って攻撃する「分子標的薬」の登場によって新たに承認された抗がん剤の価格が急上昇しているということです。

米国でも、10〜14年には月額約1万ドル(約110万円)となり、00年以前の約5倍に急騰。さらに、最近発売された免疫の仕組みを利用する新タイプの薬が高額化に拍車をかけているといわれています。
新薬が登場するにつれて薬価が上昇している状況で、今一番注目されている抗がん剤があるのですが・・・それがオプジーボです。

※オプジーボとは
オプジーボは、抗PD-1抗体と呼ばれるお薬で、オプジーボはT細胞のPD-1に結合して、がん細胞から作り出されるPD-L1との結合を阻止する。免疫機能にブレーキがかからないよ
うにして、T細胞のがん細胞を攻撃する力を高めます。要は免疫力を強くしてがん細胞をやっつける薬ですね。
現在、厚生労働省が承認しているのは、悪性黒色腫と肺がんの治療だけだそうで、従来の抗がん剤に比べ副作用が少ない新薬として注目されてます。
問題は。。。高い!!
現在オプジーボの薬価では、体重でも変わりますが、月間300万円の費用がかかります。
年間で3600万円です。
しかし、非常に高額な薬ですが、患者側の負担は高額医療費制度がありますので大きく減ることになります。

新薬が登場して負担が少なくがん治療が出来るのはすごく嬉しいことですが、高額医療費制度や健康保険から出される医療費は我々国民が負担することになるんですよね。
医療費だけでも年間40兆円を突破した日本。これからも最新の治療や、薬など数多く登場してくることでしょう。今以上の負担が求められる時代がくるかもしれません。

どうすればその現状を克服できるか・・・・

それは次回ということで。 今日はここで失礼します。

 

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