介護の相談

ケアマネージャーって? ケアマネージャーの選び方をご紹介

ケアマネージャーってどんな人?
ケアマネージャーとは介護サービス計画の作成や各種サービス事業者などと連絡調整をして下さる方です。わかりやすくいえば介護業界の現場監督のような人です。

介護サービス計画や各種サービス事業所との連絡調整などは、ご自分で行なうこともできます。しかし毎月の介護サービス計画等を一般の方が実施するのは、極めて困難な作業だといえます。

ケアマネージャーに依頼をしても利用料金は一切かかりません。全て介護保険から負担をしていただけますので、ご利用者に合ったケアマネージャー選びをする事が、重要となります。

 

ケアマネージャーの選び方

当相談窓口でも「公正中立で良いケアマネージャーを紹介してください!」という内容の相談を受けることは少なくありません。ここでいう『公正中立』とは?また『良いケアマネージャー』とは?この2つのポイントについて説明したいと思います。

まずは『公正中立』なケアマネージャーについて説明していきます。ご相談者が考える公正中立とは、介護サービスを提供する利用者(以下、利用者とする)と介護サービスを提供する事業者(以下、事業者とする)のどちらの立場にも寄らず、『偏りのないアドバイスをしてくれる人』という意味として私は捉えています。

中には、あからさまに事業者側に偏りすぎたアドバイスばかりするケアマネージャーもいますが、なぜ偏ってしまうのか?私自身も訪問介護事業所に7年半所属していましたので、そういったケアマネージャーの気持ちも想像がつきます。

介護業界と言えども事業所を運営し続けたり、雇用環境を良くしていく必要がある為、そういったアドバイスになってしまう気持ちも少しだけ理解できますが、そもそも偏ったアドバイスなのか?公正中立なアドバイスなのか??相談者が判断するのは、とても難しいことだと思います。では、公正中立なアドバイスをもらう為にはどうすればよいのか?

ここで重要になってくるのは、相談者の質問力です。更に付け加えると質問というのは具体的でなければなりません。アドバイスの偏りが出やすいものとして、よく挙げられるのはデイサービスや有料老人ホームなどの施設関連であります。

デイサービスを例に挙げると、利用者に合った施設の紹介をお願いするのであれば「デイサービスを使う目的」「どういった雰囲気の施設がよいのか?」、また「できる限り近所の施設がよいのか?それとも少し離れていても利用者に合った施設がよいのか??」など、いろいろと要望を伝えることで、ケアマネージャーはそれに見合ったアドバイスをしなければなりません。

具体的な要望を伝えているにもかかわらず、紹介の仕方があきらかに偏っていると感じた場合は、公正中立なケアマネージャーではないのかもしれません。その時は、とりあえず相談だけに留めておいて、別のケアマネージャーに同じような相談を投げかけてアドバイスを比較してみることをお勧めします。

続いて『良いケアマネージャー』について説明していきます。ここで、まずあなたに質問させていただきますが、

「あなたにとっての良いケアマネージャーとはどんな人ですか?」

公正中立なケアマネージャーと同様に具体的なイメージを持っておかないと、なかなか理想の人には出会えません。あなたには良いケアマネージャーでも、別の人からすれば良くなかったということはよくあるからです。

 

【相談例】
「いつもきちんとアドバイスはしてくれるのですが、こちらの意見はあまり聞いてくれないので、結局、ケアマネージャーの言うがままのプランになってしまいます・・・。」
「私の母は男性が苦手なので、私が居ない時に1人で訪問されるのは不安に感じてしまうと思うので、できれば女性のケアマネージャーにお願いしたいです。」
「人柄は良いのですが、いつも話を聞いてくれるだけで、相談に対するアドバイスはありません。これでは一向に問題は解消されなくて本当に困っています・・・。」
「若いケアマネージャーは頼りがいがないので、できれば年配の方にお願いしたいです。」

若いケアマネージャーだから経験や知識が少ないということではありません。経験が少なくてもきちんと相談内容を聞き取って誠実な対応をして下さるケアマネージャーはたくさんいますし、ケアマネージャーの仕事を長くされている人でも、働く姿勢で経験や知識量は様々です。ですから良いケアマネージャーと出会う為には、相性を確かめる上でも実際に相談してみるしかありません。

ただ、多くの相談者に『良い』と思われるケアマネージャーは、いつも仕事がいっぱいです。相談者から指名で頼まれることも多いので、月の担当件数は定員いっぱいですし、そういったケアマネージャーは職場の中でも頼られる存在なので、いつも時間に追われています。

相談対応に追われていると素早い対応はできないかもしれませんし、限られた時間の中で対応するので「じっくり話を聞いてもらえない・・・。」と不満に思う方もいるでしょう。そういった事から相談者の評価は分かれてしまうのだと私は考えております。

ですので、良いケアマネージャーと良好な関係を築いていく為には、あなた自身も良い相談者であることも重要なポイントです。良い相談者とは『どんなアドバイスでも文句を言わず、聞き入れて下さい!!』というわけではありません。

私が考える良い相談者とは、いろいろな利用者の対応で毎日忙しいケアマネージャーの立場を理解しながら関わって下さる相談者のことを意味します。ケアマネージャーの仕事は利用者がどういった介護サービスを利用し、どの事業者を選ぶのかを決定するまでのプロセスと決定してからの利用を支援する役割になります。

ケアマネージャーは利用者が納得のいくサービスが受けられるような情報を提供するだけであり、最終的な決定権は、利用者やその家族にあるのです。ですので、お互いの立場や役割を理解しながらしっかりと選ぶことが大切であると私は考えております。

 

どこに依頼をすればいいの?

ケアマネージャーに依頼をする際、要介護認定の結果によって、依頼先は異なります。

【要支援1・2の認定を受けた方】
要支援認定を受けた方は、市町村が主体となって運営している『地域包括支援センター』に介護サービス計画の依頼をすることとなります。ご利用者のお住まいの地域により、担当となる地域包括支援センターは決まります。

ですから原則としてケアマネージャーが所属する事業所を選ぶという行為はありません。ただし万が一特別な事情があって、担当のケアマネージャーを変更して欲しいという要望がありましたら、同じセンター内で担当のケアマネージャーを変更する場合もあります。

【要介護1~5の認定を受けた方】
要介護認定を受けた方は、主に民間企業や医療法人等が運営している居宅介護支援事業所に介護サービス計画の依頼をすることとなります。依頼をする事業所は、利用者が自由に選ぶことができます。

 

ケアマネージャーが所属する居宅介護支援事業所の選び方

介護相談で大事なことは『どこに相談する』ではありません。『誰に相談する』かです。人それぞれが考えていることは様々で、同じ量の知識や情報があっても、価値観や考え方までもが一緒ということはありません。北九州市内でもケアマネージャーが所属する居宅介護支援事業所は350箇所以上ありますので、その中から選んでいくことになります。

『近所の事業所が良い』
『有名な事業所が良い』
『ケアマネージャーがたくさんいる事業所が良い』

というような事は、判断基準の一つの目安にはなります。しかし、ここで気をつけなければならない事は、最終的に関わるケアマネージャーは1人だということです。ですからどんなに有名な事業所でも、どんなにたくさんのケアマネージャーがいる事業所でも、結局『担当は誰なの??』という事になります。

あなたのお知り合いで介護に詳しい方がいらっしゃれば、その方にケアマネージャーを紹介してもらうという方法もございます。またご自分で探されるのであれば、福岡県及び厚生労働省が管轄している『福岡県 介護サービス情報公表システム』でも居宅介護支援事業所の情報を集めることはできます。
※ 『福岡県 介護サービス情報公表システム』のホームページアドレスはこちら

http://www.kaigokensaku.jp/40/

 

信頼のおけるケアマネージャーと出会うメリット

① 『まだ他に良い解決策があるのでは?』と悩まなくてよくなる
「本当にこのケアマネージャーにお願いしてよいのだろうか?」と不安に思いながら介護計画を依頼すると、何か問題があった時にケアマネージャーのアドバイスに信頼が持てなくなります。介護問題の解決策は一つとは限りませんが、少なくとも利用者や家族が納得のいく説明は必要です。

信頼のおけるケアマネージャーとは、いつも利用者や家族に納得のいく説明をしてくれるから信頼されるのですよね。『あまり頼りにはできないけど、ケアマネージャーの気を悪くしたくないから・・・。』と我慢し続けるのはお互いにとって良くありません。

介護のこと意外の悩みを極力減らしていけるようケアマネージャー選びは慎重に行いましょう。

② 情報の引き出しも多く、アドバイスの幅は介護保険のサービスだけにとどまらない
特に一人暮らしの高齢者となると、日常生活で様々な問題が発生するので、柔軟な対応をしていかなければなりません。『介護保険以外のことは、よくわかりません・・・。』では、困る場合も多くあります。

頼りになるケアマネージャーだと、わからない事があっても、その分野で詳しい人が周りにいる場合が多いので、安心して相談することができます。

③ 問題解決能力に長けている
介護のことについては利用者も家族もほとんど知識がない為、取り決めごとをまとめる場合の多くは、ケアマネージャーが行います。これが頼りないケアマネージャーだと、話がなかなかまとまりません。最終的にまとまるかもしれませんが、それが利用者の希望通りにいかなかったのであれば意味がありません。

頼りになるケアマネージャーは、解決の糸口をズバッと導き出すアイデアが豊富であるため、同じ相談内容でも出てくる結果が異なってきます。

 

相談方法は??

ケアマネージャーを初めて探す方が普通に事業所に相談をしただけでは誰が頼りになるのか、なかなか判断することはできないかと思いますので、お困りの方は、まず当相談窓口までお問い合わせください。ケアマネージャーは利用し続ける限り、毎月関わってくる方となります。いろいろな要望が出てきた時、なかなか相談しづらいようでは、毎回ストレスとなってしまいます。

ケアマネージャー選びは相性などもございますので、当相談窓口がご紹介した場合でも『この人で大丈夫だろうか?』と感じることもあるかもしれません。そのような場合は、遠慮なくおっしゃっていただければ、その都度対応しますのでご安心ください。

ほとんどの方が担当のケアマネージャーを決めてしまうと、介護サービスの必要性が無くなるまで、ずっと同じケアマネージャーにお願いする傾向があります。相談者は何とか変える決断ができたとしても、直接いろいろとお世話になっている利用者が変えたがらないのです。

『担当ケアマネージャーは、自由に変更できます!』

ということを知っている人はたくさんいますが、実際に変える人はそう多くいません。運よく、信頼のおけるケアマネージャーとのご縁があれば、問題はありません。しかし、依頼したケアマネージャーが頼りなかった場合、ずっと満足のいくサービスを受けることができませんので、これだけは未然に防がなければなりません。

 

・・・とは言われても???の方はまずはご相談ください。

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