介護

<介護について ~参考資料編②~介護認定基準> 姉川英邦

<要支援1>
・要介護状態とは認められないが、社会的支援を必要とする状態。
・食事や排泄などはほとんどひとりでできるが、立ち上がりや片足での立体保持などの動作に何らかの支えを必要とすることがある。
・入浴や掃除など、日常生活の一部に見守りや手助けが必要な場合がある。
<要支援2>
・日常生活を行う力は基本的には備わっているが、両足・片足での立位保持に不安定さがみられる。
・清潔、整容、入浴、衣服着脱等の動作に関して、毎日ではないが週に数回程度の介護が必要とされる状態。
<要介護1>
・日常生活を行う中で、入浴に関連する動作に若干の低下がみられる。
・立ち上がり、両足・片足での立位保持、歩行に不安定さがみられることがある。
・清潔・整容、衣類着脱、居室の掃除、薬の内服、金銭の管理等の行為のうち、最小限1つの分野で、少なくとも毎日1回は介護が必要な状態。
<要介護2>
・入浴の直接介護、排泄後の後始末の間接的な介護を必要とする場合が、区分1よりも多くなる。
・座位保持(両足が床につかない状態で)が不安定で、起き上がりも、自力では困難な状態。
・社会生活の上では、薬の内服、金銭の管理に何らかの援助を必要とする場合も多くなってくる。
・清潔・整容、食事摂取、衣類着脱、排泄、入浴などの行為で、最小限2つの分野で、少なくとも毎日1回は介護が必要とされる状態。
<要介護3>
・入浴、排泄、衣類着脱、清潔・整容等の行為に対しての、部分的または全面的な直接介護を必要とする場合が、区分2よりも多くなる。
・座位保持(両足が床についた状態)が不安定で、起き上がり、寝返りも、自力ではできない。
・薬の内服、金銭の管理についても、区分2より援助が必要な場合が多くなる。
・暴力・暴言、介助への抵抗、昼夜逆転等の問題行動がみられることもある。
・清潔・整容、食事摂取、衣類着脱、排泄、入浴等の行為のうち、最小限3つの分野で、少なくとも毎日2回は介護が必要とされる状態
<要介護4>
・入浴、排泄、衣類着脱、食事摂取、清潔・整容の全般にわたって、部分的あるいは全般的な介護が必要である。
・植物状態で意思疎通がが全くできない人も含まれる場合がある。
・起き上がり、立ち上がりができない場合が区分3よりも多い。
・清潔・整容、食事摂取、衣類着脱、排泄、入浴、寝返り、起き上がり等の行為のうち、複数の分野で少なくとも1日に3~4回は、異なる時間に介護が必要とされる状態。
<要介護5>
・生活の全般にわたって、部分的または全面的な介護が必要な状態である。
・嚥下に障害がある場合は、自力摂取が困難となり、それに伴う介護が必要となってくる。
・自力での寝返り、座位保持はほとんどできない場合が多い。
・清潔・整容、食事摂取、衣類着脱、排泄、入浴、寝返り、起き上がり、立ち上がり、立位保持、歩行等の行為のうち、複数の分野で少なくとも1日に5回以上は、]異なる時間に介護が必要とされる状態。
厚生労働省
       介護保険制度の概要


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