おとな流 気になるニュースに迫る

おとな流気になるニュースに迫る|第16回「日本人の真実 外見は変わらないのに何が違うのか?」

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みなさんこんにちは、おとなナビの楠田です。

本日は、第16回
「日本人の真実 外見は変わらないのに何が違うのか?」
というテーマでお話しします。

 

あなたはご自分の先祖に、思いを馳せたことはありますか?
私が先祖や家系の歴史を語る時、「私には天皇家と同等の歴史があります」と言いうことにしています。

 

考えてみてください、決して嘘ではありません。
先祖からは延々と命を繋いで来たから、今の私たちが生きているのです。
私には5代前の先祖しかいませんと言うことは絶対になく、分家をしたり別の名前に変えたり、別の場所に移り住んだり、新しい仕事を始めたりしてからの歴史だと混同しているのです。

 

第一代の天皇が即位した時も、私たちの祖先がどこかで生きていました。そういうことは、同じ長さの歴史は必ずあるはずです。

 

ただ、渡来人の可能性もありますが、その場合も歴史は同じで、日本以外の場所に歴史があるというだけです。

 

それではつい勘違いしてしまう、私たちの歴史と天皇家の歴史では何が違うのでしょうか?

 

もうお分かりだと思いますが、天皇の名前・住まい・功績などが、古事記や日本書紀などに伝承されているかどうかの違いだけです。

 

言い換えれば、私たちの祖先の実存も疑う余地がないのですが、名前も住んでいた所も何をしていたかも分からないということなのです。
初代天皇が即位された時にも、それ以前の石器時代にも、縄文時代にも、私たちの祖先はたくましく生きて命を繋いでくれたのですね。

 

私も親父が他界した後、興味を持って自分のルーツを探し始めています。
ただ実際に名前や存在が分かったのは私・親父・祖父・曾祖父までのたった4代でした。
家名や家紋そして曾祖父の住んでいた場所を頼りに、郷土史家と話をしたり、古文書や地名に加えて伝承を追い、祖先を探す旅を続けています。

 

曾祖父の郷土を旅して、私の家名が冠された古文書を見つけた時は、先祖と繋がったようで心が躍ったことを覚えています。(詳しくは別の機会にお話ししましょう。)

 

みなさんも自分のルーツや祖先を知りたいと思われたことは、あるのではないでしょうか。

 

ところで先祖と言えば、近隣の中国人や韓国人の旅行者が増えて、繁華街や観光地で随分見かけるようになりました。
ただ、よく見ると違うのかも知れませんが、普通に街を歩いているだけでは、ほとんど外見は変わりません。日本語以外の言葉を話した瞬間に、日本人ではないのだなと分かる程度です。

 

見かけは変わらなのに、ニュースを読んでいると価値観や歴史認識、正義感、道徳感、感情等、どこか違うなと感じたことはありませんか。

 

これまでは、アジアの人や黄色人種には乳幼児期お尻が青い蒙古斑があり、非常に近い親戚のようなものだと思っていました。
日本国内でも、地方色と言うか方言が異なる程度の差かなと思っていたのです。

 

それが最新のDNA調査で、かなり違いがあることが分かってきました。それでは日本人と韓国人・中国人とは、どのような違いがあることが分かったのでしょうか。

 

まずは日本人についての歴史を紐解くことから始めましょう。

 

歴史的に最初の日本人として認知されているのは縄文人です。
約1万8千年前の最終氷河期辺りにオホーツク海から歩いて北海道に渡ってきたと言われる人達で、それ以降ずっと日本に住んでいます。

 

一方中国大陸や朝鮮半島から、稲作の技術を持って渡って来たのが弥生人です。約2千4百年前辺りから日本に渡ってきた人達だと言われています。
一説によると、縄文人は最初の人類(ホモサピエンス)がアフリカで生まれ、東に拡散していくかなり早い段階(弥生人等がまだ現れるかなり前)から現れ、ヨーロッパから北ルートでバイカル湖→オホーツク→日本にたどり着いたとも言われています。

 

またメソポタミア文明を興した民族が、日本にたどり着いて縄文人となったとの説もあります。東北地方の縄文遺跡の近くに、規模は小さいですがストーンサークルなど西洋的な遺跡があるのもうなずける説ではあります。

 

また中国や朝鮮半島の人は、DNAの調査を行うと、全般的に弥生人とほぼ同じだということです。

 

これに対して、縄文人のDNAは完全に異なる種族だということが分かってきました。

 

ただ、弥生人が渡ってき始めた2千4百年前から少しずつ混血が進み、現在では日本人の75%が縄文人と弥生人の混血だということです。
また、沖縄の人やアイヌの人はそれ程混血が進んでおらず、縄文人に近いとの解析結果もあるようです。

 

混血が進んで今の日本人はどうなったのでしょうか。気になりますよね。

 

今の日本人は、中国や朝鮮半島の人達のDNAと縄文人のDNAとの中間であるとのことですが、中国人や朝鮮人のDNAとは、まだまだ大きな違いがあるそうです。

 

その違いが価値観や歴史認識、正義感、道徳感、感情等、違いを生んでいることが推定されます。

 

もちろん大陸と島国の違いや、儒教を教育や生活の基礎としているかどうかなどの違いもあるとは思います。

 

昔から氏より育ちと言われている所以ですよね。

 

それでは今わかっている縄文人の特徴を上げてみましょう。
この反対が弥生人の特徴で、もちろん75%の人が縄文人的特徴と弥生人的特徴を混在して持っているのです。
顔の輪郭が四角、眉が太くて目がパッチリの二重瞼、耳たぶが大きい(福耳)、鼻が高くて大きい、唇が厚い、背が低い、耳垢がウエット、頭髪がくせ毛、髭が濃い、シミができやすい、蒙古斑が無い、唇の形を変えずにウインクできるなどです。

 

私も完全に両方の特徴を持っていることが分かりました。
みなさまはどうでしたか?
なんだか両方の私にとって好ましくないところばかり受け継いでいるような気もします。

 

あともう一つ、目には見えませんが重要な違いがあります。
それは性格です。

 

縄文人はおおらかな性格ではなかったかと言われています。

 

なぜなら、縄文遺跡から出土する人骨に、争ったり殺したりされた痕跡がほとんど見られないとのことから言えることです。

 

更に、弥生人が入ってきても受け入れて、平和的に共存し混血していったのは人類史上まれにみる出来事ではないでしょうか。
世界の歴史ではどちらかが滅びるか逃げ去るまで戦い、その土地で生き残るの一つの民族の場合が多いようです。
もちろん弥生時代以降に稲作を基盤とした富の蓄積が進み、弥生遺跡には争ったり戦った痕跡が見られるのは、ある意味仕方がないことかも知れません。
ただ聖徳太子が定めた「十七条の憲法」の第一条に「和をもって尊し・・・」の精神に綿々と受け継がれているように感じます。

 

私はこのことを、いくら世界がグローバル化しても受け継いで行くことが重要だと認識しました。

 

私は中国大陸の人達や朝鮮半島の人達を、異質だと切り捨てている訳ではありません。

 

「なぜ同じアジア人なのに我々の気持ちが理解してもらえないのか」と嘆くより、違いがあることを意識して隣人と仲良くできればと思っています。

 

私たちは自信を持って、たくましく生きた祖先と、受け継いできたものを大切にし、子や孫にも伝えて行きましょう。

 

また興味のある方は、ぜひ一緒に時空を超えた先祖探しの旅に出てみませんか。壮大な時空の中で自分は何なのかを捉え、先祖や子孫との一体感を感じてみてはいかがでしょうか。

 

さてみなさまはどう思われたでしょうか。

 

楠田正博



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