介護情報 

今日からできる認知症予防:ストレス編|元気人

ストレス:元気人

日本では至るところで
ストレス解消のグッズ販売やサービス提供
がなされています。

裏返せば、ストレスを感じて生きている人が
それほど多いということの証左でもあります。

ストレスというと、
家庭環境や職場環境などの社会的な要因、
不安や恐れ、緊張などの心理的な要因
をイメージされるかと思います。

定義上は、外界からその人が受ける刺激は
すべてストレスの原因となります。

例えば、
暑さや寒さ、明るすぎ、暗すぎ、騒音、悪臭
タバコ、お酒、薬
細菌やウイルス、花粉
などもストレスの原因となる刺激です。

多くの刺激はストレスと感じることなく、
自動的に処理されていますが、
一部の刺激はストレスとして受け取ってしまいます。

また、ストレスの感じ方は人によって千差万別で、
同じような刺激でも、Aさんはストレスに感じても、
Bさんは平気だったりします。

例えば、2017年1月?3月まで日本テレビでは
『スーパーサラリーマン左江内氏』が放送されていました。
スーパーサラリーマン左江内氏 公式サイトを見る 
おじさんのヒーロー(堤真一)が登場して、
身近で起こるさまざまな事件を解決!?していくという
コメディドラマです。

その家庭には鬼嫁と思春期の娘と息子、
職場には無茶ぶりの上司と全く尊敬してくれない部下。

なかなかストレスフルな環境かと思いきや、
本人は脳天気にうまく対処していて、
それらをストレスと感じていないようでした。

テレビドラマという、ちょっと極端な例でしたが、
加わるストレスの種類や大きさそのものよりも、
ストレスへの反応の仕方、つまり感じ方のほうが
心身に影響してきます。

認知症の発症リスクにおいても、
ストレスへの反応の仕方が影響していることが
指摘されています。

仕事関連のストレスの大きさが、30年後に
認知症発症に及ぼす影響を調べた調査研究があります。

仕事関連のストレスに対して大きく反応する人は、
そうでもない人と比べて、認知症の発症リスクが
約1.6倍に高まっていました。

同じストレスフルな職場で働いていたとしても、
そのストレスフルな環境をどう感じるかによって、
AさんとBさんとでは発症リスクが変わってくるということです。

一見するとストレスの原因にみえても、
それをストレスとして受け取らないことが
認知症予防では大事になってきます。

その意味においては、
先ほどの「スーパーサラリーマン左江内氏」に登場した
おじさんヒーローのように、脳天気なぐらいがちょうど
いいのかも知れません。

認知症の発症リスクを軽視するのは論外です。

かといって、深刻に考えて過ぎて、
認知症発症の不安やおそれに
心が支配されるのもよろしくありません。

「幽霊の正体見たり枯れ尾花」ではないですが、
認知症に対する無知もしくは誤った理解は、
余計な不安やおそれを招きやすくなる要因です。

認知症について、ご自身や家族は
正しく理解できていますでしょうか?

ご自身や家族の認知症への理解について、
現在地を確認するのは有益なことです。


【文献】
Crowe M, et al.
“Do work-related stress and reactivity to stress predict dementia
more than 30 years later?”
Alzheimer Dis Assoc Disord 21 :205-209 (2007)


元気人ロゴバナー



this is default footer data

関連記事

  1. ガンの9割は正しい知識があれば予防できる!!  北九州市のがん検…
  2. 整骨院ー若松区
  3. あなたは自分の骨について知っていますか?|スマイル総合研究所
  4. 酒粕。食べるだけでなく、直接お肌に塗ることでも美容効果を発揮する…
  5. 司法書士ー小倉北区
  6. 認知症予防に向け「全国認知症予防ネットワーク」発足  元気人
  7. (研修報告)指導者のための認知症予防運動プログラム研修
  8. ハウスクリーニングー八幡東区

新着記事一覧

カテゴリー

おすすめ連載!

  1. 時間‐時計
PAGE TOP