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今日からできる認知症予防:中年期における三高対策|元気人

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認知症は、以前は痴呆症と呼ばれていました。

痴呆という用語が侮蔑的な意味合いを含んでいることや、
症状を正確に表していないことなどから、
2004年12月に厚生労働省は「認知症」に用語を変更しました。

用語は変更となりましたが、
認知症に対する誤解や偏見は
人々の意識の中に根強く残っております。

それは認知症予防への取り組みにも
よろしくない影響を与えています。

認知症予防は、
歳をとって認知機能が低下してから取り組むもの
・・という認識があるとしたら、それは誤解です。

認知症予防は、中年期から取り組むのが
最新の常識となっています。

米国ミネソタ大学が実施した調査研究によると、
中年期に心血管の危険因子を抱えている場合、
高齢期に認知症を発症するリスクが高まることがわかりました。

具体的には、中年期に
高コレステロール、高血圧、糖尿病を抱えていると、
認知症の発症リスクが高まります。

また、高齢になってから
高コレステロール、高血圧になった人は、
中年期にそうなった人と比べて、
発症リスクが高くなることはありませんでした。

心血管の危険因子が血管にもたらすダメージは
期間が長くなるほど大きくなるということです。

中年期に取り組む、生活習慣病の治療や改善は、
そのまま認知症予防につながることがわかります。

お父さんがまだ若かったバブルの頃は
三高(高学歴、高収入、高身長)は女子からもてる条件でした。

ですが、中年期をとうに迎えたお父さんにおける
三高(高コレステロール、高血圧、高血糖)は
認知症の発症リスクを高める条件となっています。

バブルの頃の三高を満たすのは、
なかなかハードルが高かったのではと推察します。

しかし、油断していますと、
中年期の三高はすぐに達成してしまいますので、
注意が必要です。

【文献】
Alonso A, et al.
“Risk of dementia hospitalisation associated with cardiovascular risk factors
in midlife and older age: the Atherosclerosis Risk in Communities (ARIC) study”
J Neurol Neurosurg Psychiatry. Nov;80(11):1194-201 (2009)

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