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今日からできる認知症予防:(食事スタイル編:和食)

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食から認知症を予防しようと、
いろいろな栄養素や食品を対象にした研究が
世界中で進められています。

欧米人の研究者が多いため、調査研究も
欧米の食事スタイルを対象にしたものが多いです。

こうした調査研究の積み重ねによって
「地中海食」が認知症予防につながる
食事スタイルであることがわかり、
ここ日本でも注目を集めています。

地中海食は、
オリーブオイルが主体で、魚、豆、野菜が豊富、
脂、肉、乳製品は少なく、少量のワインもあるのが特徴です。

とはいえ、お父さんのように
「外国の料理を毎日食べるのは口にあわんたいね」
という家族の方がいらっしゃるかと思います。

食べることは、生きる喜びのひとつでもありますので、
認知症予防につながるからといって、好まないものを
食べ続けるのは大変です。

日本人には、日本の食事スタイルに
近いもののほうが長続きします。

日本人の研究者が、日本の食事スタイルと
認知症の発症リスクとの関係を調べた調査研究があります。
平均的な日本人集団という特性をもっている
福岡県久山町の住民1,006人の食事パターンを調べた
調査研究があります。

この調査研究から、
認知症の発症リスクを抑える食事スタイルとして

  • 大豆、大豆製品を多く、
  • 緑黄色・淡色野菜を多く、
  • 海藻、牛乳・乳製品を多く、
  • 米を少なく

をおすすめできることがわかりました。

和食特有の塩分のとり過ぎには注意しながらも、
これらの食事スタイルを続けることは、
認知症予防につながることになります。

認知症予防は長く続けてこそ、その効果が期待できます。

そして、食事は毎日行う予防活動です。

福岡県久山町での調査研究の成果を踏まえながら、
自分や家族の好みにあった食事スタイルをみつけるとよいでしょう。

自分や家族と会話をしながら、ときには試行錯誤しながら
自分や家族に適した食事スタイルをみつけることも
認知症予防活動といえます。


【文献】
Ozawa, M, et al.
”Dietary patterns and risk of dementia in an elderly Japanese population:
the Hisayama Study”
The Hisayama Study. Am. J. Clin. Nutr. 97, 1076?1082 (2013)


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