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認知症予防につながる仕事時間  元気人

「ワークライフバランス」に関するニュースが
最近では増えてきていますが、お父さんにおかれましては
どのようなイメージをもたれていますか?

ワークライフバランス=定時で帰ることが
本来の意味ではないようです。

ワークライフバランスとは、

「仕事がうまくいくことで、私生活がうるおい、
私生活が充実することで、仕事の成果もあがる」

そうなるような考え方と取り組みを採用することです。

つまり、ワークライフバランスに取り組んだ結果として、
定時で仕事を終えて帰宅することが実現するのです。

このワークライフバランスは、
認知症予防を考える上でも大事になってきます。

英国の公務員2,214人を対象に、
中年期の長時間勤務と認知機能との関連について
調べた調査研究があります。

この研究によると、週に55時間以上の労働者は、
週に40時間の労働者と比べると、認知機能が
低下傾向にあることがわかりました。

この背景には、長時間労働がもたらす
不健康なライフスタイル、ストレス、睡眠障害などが
認知機能の低下に関係していると考えられます。

お父さんのような中年期を迎えた方には、
ワークライフバランスだけでなく、認知症予防の観点からも
長時間労働はよろしくないようです。

また、ワークライフバランスが実現する過程では、
業務の見直しや仕事スキルの向上などが行われます。

そうしますと、不要な残業が減りますので、
必然的に帰宅時間が早まります。

その分、家族と過ごす時間、
運動や余暇活動をする時間が増えることになり、
これらは認知症の予防につながっています。

ちなみに、お父さんにおかれましては、
定時に会社から出たとして、何をされたいですか?

もし、ノープランのままでは、定時に帰宅できたとしても、

無為に過ごす時間を単に会社から別の場所に変えただけに
なってしまいます。是非とも、「わしはこれに取り組むたいね!」という
目標をみつけられるといいでしょう。何か目標があることで、
ワークライフバランスに取り組む意義が生まれ、
意義が確認できれば、取り組みに力がはいります。

そして、ワークライフバランスが実現できれば、
それが認知症予防につながっていくことでしょう。

————————–
【文献】
Virtanen M, et al.
“Long working hours and cognitive function: the Whitehall II Study”
Am J Epidemiol ; 169 : 596-605 (2009)

 



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