おとなの脳トレ

認知症予防につながる趣味活動   元気人

内閣府では、高齢化の傾向や高齢化対策の状況などをまとめた
『高齢社会白書』を平成8年から毎年発行しています。

その最新版である『平成28年版高齢社会白書』の中では、
高齢者の生涯学習について、その状況がまとめられています。

60歳以上の高齢者の約45%が何かしらの生涯学習に参加しており、
その中で最も参加が多い内容は「趣味的な活動」で、25%近くでした。

高齢者向けのカルチャースクールが活況を呈しているように、
趣味的な活動に関心を示す高齢者は多いようです。

認知症予防は、いかにして当の本人が

自発的に取り組んでもらうかが課題です。としますと、高齢者が自発的に活動している趣味的な活動が
そのまま認知症予防につながるようなら、これほど美味しい話はありません。実はこうした美味しい話は存在するのです。

趣味的な活動の一部については調査研究が行われており、
認知症予防につながることがわかりました。米国の75歳以上の高齢者469人を対象に、
趣味活動が認知症の発症リスクに及ぼす影響を
調べた研究があります。研究の対象になったそれぞれの趣味活動について、
ほとんど活動しない人と比べた場合、認知症の発症リスクが

チェスなどのゲーム:0.26倍
文章を読む:0.65倍
クロスワード:0.59倍
楽器演奏:0.31倍
ダンス:0.24倍

であることが示されました。

米国の研究ですので、ゲームではチェスが登場していますが、
日本では囲碁や将棋に置き換えることができるかと思います。

何かの趣味活動に取り組まれている人でしたら、
そのまま続けられると認知症予防につながることになります。

特別の事情がないかぎり、親の趣味活動については、
やめさせないで継続を促すようにするとよいでしょう。

ときどき聞く事例では、外出が危ないからと
子どもが親の趣味活動をやめさせたら、

しばらくして認知症を発症したというのがあります。

また、仕事ばかりでこれまで無趣味のお父さんでしたら、
「ダンス」をはじめられるといいかも知れません。

有酸素運動による生活習慣病の予防効果も期待できます。

しかし、このようなお父さんはいらっしゃいませんか?

「わしの若い頃はブイブイ言わせたけんど、
今さらもう踊れんたい」

どうぞご安心ください!

ギネスにも登録されている世界最高齢のHipHopグループ
「ヒップ・オペレーション・クルー」が現役で活躍しています!

メンバーの平均年齢は83歳とのこと。

The Hip Op-eration – Stage Challenge video | ASB
https://youtu.be/IvXxzI50cZg (YouTube)

是非ともこの動画をご覧になり、
ブイブイ言わせていた若い頃を思い出して、
今夜は加齢にもとい、華麗に踊ってくださいませ。

————————–
【文献】
Joe Verghese, et al.
“Leisure Activities and the Risk of Dementia in the Elderly”
N Engl J Med ; 348:2508-2516 (2003)



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