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中年期の高血圧にご用心    元気人

糖尿病とともに認知症と関係が深いのが「高血圧」です。

脳血管性認知症は、
主に脳梗塞などの脳血管障害により引き起こされます。

そして、脳血管障害は動脈硬化に起因していますが、
高血圧は、動脈硬化の最大のリスク因子となっています。

高血圧は、脳卒中や心筋梗塞、腎不全など
生命に関わる病気の発症リスクに加えて、
認知症の発症リスクも抱えていることになります。

さらに中年期をとうに迎えたお父さんには
ちょっと心配な事実が判明しています。

九州大学が福岡県久山町で行った疫学調査から、
高血圧と脳血管性認知症の発症リスクとの関係が
あきらかになりました。

中年期血圧:正常→老年期血圧:正常な人と比べたところ

中年期血圧:正常→老年期血圧:高血圧の場合で3.3倍
中年期血圧:高血圧→老年期血圧:正常の場合で5.3倍

となったのです。

中年期に高血圧であった人が、
老年期に血圧のコントロールができたとしても、
脳血管性認知症の発症リスクは俄然高くなるのです。

老年期のみならず、中年期からの厳格な高血圧管理が
将来の認知症予防に極めて重要といえます。

これは認知症予防だけに限りませんが、
中年期の高血圧は、自覚症状がないからといって

放置することなく、早めに治療するべきです。高血圧の予防には生活習慣の改善が欠かせませんが、
現時点では以下の5つが効果的といわれています。1)減塩(1日6g以内)
2)肥満解消(BMI22未満)
3)節酒(日本酒換算で1日1合以内)
4)適度の運動(1日1万歩以上)
5)野菜・果物の摂取(野菜は1日5皿、果物は1日2個)( )内は目安お父さんにおかれましては、「高血圧は認知症の鍵を甘くするわ〜、ご用心
塩分が血圧の裾をくすぐるのよ〜、ご用心」

と覚えておかれるといいかも知れません。
(『夏にご用心』を知らない方がおられましたら、すいません)

————————–
【文献】
生活習慣病と認知症:久山町研究(2012)
九州大学大学院医学研究院精神病態医学 小原知之
老年期認知症研究会誌第19巻第3号:平成24年8月6日掲載

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